結構聴き続けるかも。 | FOUR EASY PEACES

結構聴き続けるかも。

・買いましたNIRVANAトリビュート。

 レッチリと交互に聴いてる毎日です。

 (つってもあんま聴けてないけど。。。)


 普通は「LAST DAYS」上映前に、発売すると思うんだけど、

 この上映が終わった後の、微妙にずれた時期に発売というのが、

 商魂が見えず好印象。

 しかも、完成度が異常に高い満足な一枚に仕上がっておりました。

オムニバス, LUNKHEAD, MO’SOME TONEBENDER, detroit7, 髭(HiGE), Dr.StrangeLove, 蝉時雨
ALL APOLOGIES

1.All Apologies / LUNKHEAD
2.Very Ape / MO’SOME TONEBENDER
3.Rape Me / detroit7
4.Scentless Apprentice / 髭(HiGE)
5.Pennyroyal Tea / Dr.StrangeLove
6.Molly's Lips / 蝉時雨
7.Smells Like Teen Spirit / B-DASH
8.Polly / 吉井和哉
9.Territorial Pissings / KING BROTHERS
10.Lithium / THE SALINGER
11.Breed / 音速ライン
12.About A Girl / ART-SCHOOL
13.Blew / 雅-miyavi-


個人的に楽しみにしていたアーティストは、モーサム、デトロイト、

吉井和哉辺り。


そしてなんと4曲目には「Scentless Apprentice」が!!

髭(HiGE)に取られてるよAIR!!


仮に、この曲を敢えて今、車谷浩司がカバーすれば、AIRのパンク魂復活

を感じてテンションあがりまくりだったのに。

(注.AIRの1stALの「Under The Sun」という曲は、サビ以外ほぼこの

 「Scentless Apprentice」から拝借しており、そのあんまりな原曲拝借振りに

 音楽ファンを唖然とさせた前歴がある(笑)

だから、「Scentless Apprentice(Under The Sun version)」とかで

 参加してたらファッキン感動してた(笑))


さて聴いた感想ですが、NIRVANAをカバーするっていうのは

ビートルズをカバーするのと同じで原曲に忠実にやれば、原曲が偉大過ぎて

絶対中途半端になると思うので全アーティスト、変化球(アレンジ大幅変え)

で勝負してくるかなあと思ってました。


実際、髭、蝉時雨、B-DASHとか、大体のアーティストは変化球カバー。

その他の直球なカバーしてるアーティストは聴いてると、カートの声で聞きたく

なってしまって、やっぱりカートの声は特別だと思わされしまう複雑な出来。


だけど原曲忠実カバー組でもデトロイト、モーサムは、普段の音源から影響が

見えてるだけあってさすがの貫禄。

はまり過ぎてて、思わず心の中で拍手してしまいました。

デトロイトはこのカバーぐらいの、ミドルテンポのオリジナルの名曲書けたら、

本気で売れると思う。


キングブラザーズのめちゃくちゃガレージ色が強い爆音最強カバーには

いい意味で爆笑。さすが西宮の狂犬!このまま活動し続けて欲しい。

スーツもずっと着続けて下さい(願)


などと、ダラダラとまとまりもなく書いてきましたが、実はこのCDは吉井和哉の

「Polly」聴きたくて買いました、はい(笑)


今までカバー(イエモン時)では、T-REX、KISS、モット・ザ・フープル等と

わかり易い選曲をしてたので、グランジの影がちっとも見えない吉井和哉が、

どうNIRVANAをカバーするのか非常に興味があったんですよ。


で聴いてみたら、アコギ基調で、吉井和哉の声のみで勝負するという、

最もやってはいけない無謀かと思われる挑戦。。

しかし、しかしさすが吉井和哉!カートの声に負けてない!

ソロになってからの、深みを増したいい枯れっぷりが声に良く出ていて

聴いてて震えたよ。

ちょっとカートの物真似入ってるけど(笑)


買ってよかった一枚だった。G( ̄ー ̄)