MO’SOME TONEBENDER 「SUPER NICE」
最近は、CDを買う事もめっきり少なくなってきて、
過去の音源ばかり聞くことが多いんですが、
モーサムの新譜となれば買わずにはいられない。
- MO’SOME TONEBENDER, 藤田勇, 百々和宏
- SUPER NICE
前作の「Rockin' Luuula」は、今までのモーサムから
フリーキーさを極力抜いて、一般シーンにも通じるように
(売れる様に)、3人が頑張っていた、快作だった。
しかし、これが売れなかった。。。。
その中、次はどういう方向で来るかと
思っていたアルバムがこれ。
冒頭、1曲目が「TIGER」というハードコアチューン。
曲の最後で藤田が「何ができるかな?」とつぶやく、この
変態シングルを1曲目に持ってきている時点で、半分やけくそである。。。
曲群は、過去のモーサムのALの要素が出ているんだけど、
その分まとまりに欠けていて統一感は皆無。
(ハードコア、ポップス、リフものロックンロール、打ち込みモノ
といつも以上にバラバラ。。)
各曲のクオリティは相当高いんだけど、聴き終わったあとに残ったのは、
このバンド、もうやばいんじゃねーのという不安感だった。。
3人が向いている方向がバラバラで、何かラストアルバム
みたいな感じ。。
ただラストの「We are Lucky Friends」は必聴!!スーパーカーみたい(笑)